私は、昭和31年米子市生まれです。米子東高と同校専攻科を経て九州大学医学部医学科に進学。平成8年春に九州大学医学部助手を辞して帰郷するまでの20年間、福岡で過ごしましたが、故郷の山

『大山』の姿は常に心の中にありました。米子でいつも大山を仰ぎ見て、その恩恵を受けて暮らせるのはとても幸せだと思っております。

　昭和58年に卒業し、九州大学医学部附属病院にて研修の後、大学院に進学し、「めまい」などでみられる眼球運動に関する基礎的研究を行い、その成果をスウェーデンの国際バラニー学会で発表しました。

　その後九大病院医員、九州厚生年金病院医員、新日鐵八幡製鐵所病院医師、福岡市立こども病院・感染症センター医長として臨床修練を積み、九州大学医学部助手となりました。耳鼻咽喉科は基本的に赤ちゃんからお年寄りまで全年齢の患者のみな様を対象とする診療科ですが、この間に巡り合えた多くの患者のみな様との経験が、父徳明の跡を継いだ現在の開業医としての支えになっています。さらに医学的知識のup-to-date も怠らぬように心掛けております。

必要と判断した時には、鳥取大学医学部附属病院をはじめとする当地の基幹病院や他科の先生方への紹介と連携を取りながら診療しています。また県外に本拠地のある患者のみな様の場合は、状況に応じて遠隔地の医療機関に紹介することもあります。

それぞれの患者のみな様の状況に応じて、どうして差し上げるのがベストか判断し、説明して話し合うことを心掛けながら、これからも診療して参ります。

どうぞ宜しくお願い致します。